千葉寺(せんようじ)
千葉市内最古の寺院で、奈良天明天皇の時代の和銅二年(709年)の創建と伝えられ、発掘調査の結果 、奈良時代末期には四間×四間の瓦葺きの金堂が存在したことが確認された。 行基によって開山され、 真言宗豊山派に属する坂東33ヶ所第29番目の霊場でもある。 境内の仁王門と鐘楼堂は、文政十一年(1828年)に建立されたもの。 千葉氏歴代の祈願時として知られ、 また徳川家康の寄進を受けるなど、格式の高い寺院である。 遺物には、奈良時代の布目瓦、平安時代の経筒、鎌倉時代の常滑焼骨壺、室町時代の[梅竹透釣灯籠(どううめたけすかしつりとうろう)/国指定重要文化財。東京国立博物館所蔵]、桃山時代の五輪石塔など、重要なものが数多くある。
この大きなイチョウは、和銅2年(709年)、僧行基がもたらしたものと伝える、樹高30m、目通 り8mもあり、神奈川県鎌倉市の「鶴岡八幡宮のイチョウ」よりも大きい。樹勢旺盛で地上3mから枝を張り、乳柱が垂れているがこれを煎じて飲むと母乳がよく出るようになると伝えている。
ちばでらのはなし/安藤 操著
せんようじの桜
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